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「開成に」自分で決めろ! という親父らしさ!! [人間心理研究]▼ [ザ・ピンチ・コード2006年]

[2][0][0][6][1][0]月号[霧]

四谷大塚進学教室
の日曜テスト
に通っていた小学校6年生の時に、「合不合 判定テスト」
なるものが、3回あった
と記憶する。(もう、32年も昔のことであるから、記憶が薄れつつある。)

この3回の「模擬試験」を、自分の志望校決定の目安とせよ、、、というのが趣旨であった。

「志望校は、自分で決めろ。」

これが、親父の口ぐせ
だった。

ところが、6年生の2学期には、(*このブログでの、前述のとおり、) 「下から数えて2番目の会員」
にクラス分けされるまでに、
成績が下がってしまっていて、
案の定、この3度の判定テストの結果も、惨憺(さんたん)たるものであった。

当時において、「名の知られている」という私立中学を受けるには、
どれにもスコアが足りなかった。棒グラフを見ても、明らかに合格ラインに達するには程遠い。

とても親父に見せられる成績表ではなかった。
しかし、
うちの親父のおもしろかった ところは、、、、この成績表に特に関心を示してはいなかった
ことである。

見たからといって、どうなるものでもない

といった覚めた目で、眺めていたのかもしれない。
とにかく、

「自分で、決めろ!」

の一言だけ。

当時は、ほとんどの私立中学の入試が2月1日に集中していた
ので、
合格を勝ち取るためには、自分の成績に見合った学校を一つにしぼるべく、
自分の力量を見定めなくてはならない。
だが、合格ラインの遥か上に位置しているならともかくも、ボーダーライン以下
にいて、
自分の力量を見極めることのできる12歳は、現存するだろうか?
得意分野と自覚している領域以外では、自分の位置づけを見出すことは、おとな
にだって、容易ならぬ。

「志望校」というぐらいだから、、、、、、
そして、
まだ12歳だし、、、、、、近所の中学に通うという選択肢
もあるし、、、、、、

「行き場」がなくなる

わけでもない。。。。。。

ダメで、もともと、、、、、、という「志望」として、明治中学校あたりまでの高望みを
自身の中で決め、親父の機嫌を窺いつつ、その高望みの提案をみずから口にした。
親父の言うとおり、自分で考えて決めた。ところが、

「開成中学がいい」

と言う。親父のいう「自分で決めろ」の意味するところは、

開成中学受験を、、、、、、自分で、決めろ

というものであった。。。

ボクはというと、同意せざるを得なかった。なにせ、私立学校の月謝を払ってくれるのは、両親
に他ならなかったからである。

それからのボク
は、どうなったか? というと、
「もし落ちても、当然だし、近所の中学にいけばいい」
という第二の選択肢が、未来には用意されていたので、
安心して
「どうせだから、やれるだけのことは、やってみよう!」
という心境になった。

「駄目元(だめもと)」という考えが支配的な時の人間は強い!

そして、
「親が決めたこと」=「自分で決めたこと」
のように、
自然に考えられる時点での子供は、まさに「子供(わらべ)」
なのである。
それで、うまくいく年齢(*個人差 大)までは、

親の路の一部分として、子がその路を進む。。。

@井川治久(心理研究者・早稲田大学OB作家。カリスマ講師。著者)2006年10月8日(21:21)。。。

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2006-10-08 21:27  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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