SSブログ
早稲田大学ホームカミングデー ブログトップ

早稲田大学・第一文学部での20年前の一風景・・・・・・2007年3月号・・・・・・ [早稲田大学ホームカミングデー]

[2][0][0][7][3]月号

日本英語学会から
Newsletter(ニュースレター): 『え~ごがく No.46』
(2007年1月31日発行)
がポストに届いた。

送付される度に、大まかには目を通すのだが、
早稲田大学・第一文学部での学園生活を想起させられる
記事がありました。

・・・・・・(以下、一部そのまま抜粋)
 長い間評議員としてお務めいただきました
以下のお二人が亡くなられました.心よりご冥
福をお祈りいたします.
光延明洋氏

・・・・・・光延先生の「英語学」の講義は、文学部・英文科で
英語学、言語学に関心を抱く大半の学生が、
選択受講していたと記憶する。
とにかく、「頭の切れる御方」という印象が強く、
講義内容に妥協はなく高度で、
当時、英語学の初心者であったボクには
ノートを取るだけで精一杯であった。
講義時間内に理解することは
ほぼ不可能で、相当量の復習を要した・・・・・・これが、専門教育のレベルであることを思い知らされた時期でもあった。
だから、いま思い出しても、光延先生というと、
真剣な講義の前に見せる人柄の滲み出る笑顔での
人生にまつわる余談
しか頭に浮かばない。。。
びしっと背広を着こなした先生が、
「あたらしい背広が欲しくなると、
子供の学費に取られたりするから、
ついてない! ・・・ 」といった人生論
を喜色満面で話されると、、、、、、受けた。。。。。。。20年余りも前の▼昭和の時代の「講義での▼遣り取り」の一幕
である。

20年も経つと、大学の講義での「場面」は、ほとんど頭から消え去っている。
固有名詞が目に留まり、それに対応する「場面」が浮かべば、印象深い人物である証である。

早稲田大学・第一文学部・英文科に専攻の決まったボクは、
大学2年のときは「英語学」に対して▼貪欲で、
文学部の森田貞雄先生の英語学演習に加えて、、、、、、
教育学部の校舎にまで乗り込んで、小島義郎先生の「英語学」も聴講させていただいていた。
その入門的な講義で
言語学者「チョムスキー」を知り、▼取り付かれた。無論、中島平三氏の新刊(当時)も研究した。
大学4年になるまでに、
卒業論文の担当教授が事務局で選定されていった。
もっとも▼厳しい教授と噂されていた名の通った人物だけを、指導教授の希望欄に何人か記した。
その中から、小黒昌一先生に当たった。。。。。。ある日、▼早稲田通りの『源兵衛』という酒場に連れて行っていただいた。すると、そこには、光延先生もいらっしゃった。。。。。。「チョムスキー」に関連する英語の論文の、とても読み切れそうもない束が、用意されていた。。。。。。昭和の良き思い出のひとつ。。。有り難うございます。。。
。。。。。。卒業論文提出とほぼ同時期に、ボクは、大学教授への道を▼きっぱりと捨て、
1987年、早稲田予備校の教壇に立つ道を「選択」した。▼二兎を追うものは一兎も得ず・・・・・・
ということを、浪人して▼思い知らされたからである。
・・・・・・この「選択」は、いま考えても「正解」だった。
・・・・・・■「若い頃は、自分の信ずる道を、まっすぐに、進むのが良い。」・・・・・・そうすれば、人生に大きな後悔は、生じない。。。

@井川治久(元祖カリスマ英語講師;著者。心理研究者。開成中学高校OB。)の人生記録。。。2007年3月19日(22:22)

カレッジライトハウス和英辞典―机上版

カレッジライトハウス和英辞典―机上版

  • 作者: 小島 義郎, 中尾 啓介, 竹林 滋
  • 出版社/メーカー: 研究社
  • 発売日: 1996/03
  • メディア: 単行本


アイスランド語文法

アイスランド語文法

  • 作者: 森田 貞雄
  • 出版社/メーカー: 大学書林
  • 発売日: 1981/11
  • メディア: 単行本


ヒトとコトバ―言語人類学入門

ヒトとコトバ―言語人類学入門

  • 作者: N.P.ヒッカーソン
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 1982/12
  • メディア: 単行本


尚古堂春秋

尚古堂春秋

  • 作者: 小黒 昌一
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本


講談社英和中辞典 革装版

講談社英和中辞典 革装版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1995/11
  • メディア: 革装本


2007-03-19 22:32  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学校

早稲田大学ホームカミングデー ブログトップ

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。